虫歯治療
小さい虫歯の場合、白いプラスチック製の材料で、なるべく目立たないように処置します。
大きな虫歯の場合、歯を削る量が多くなるため被せが必要な処置になります。
その際、プロビジョナルレストレーションというリハビリ目的の仮の歯を用いての治療を勧めています。
プロビジョナルレストレーション
最終補綴物(被せ物)が入るまで、歯周治療や生理的、審美的など様々な側面からの観察、再考察をしながら機能回復(噛む訓練、お口周りの頬・舌などの筋肉も含め)を目的としたリハビリテーション用の仮の歯です。
一方、テンポラリークラウンと呼ばれている仮歯は、単に見た目や歯を補うものであり、プロビジョナルレストレーションの様な役目はありません。
*当院では最終被せ物の材料について、メタルフリーを勧めています。(金属を使わない治療という意味を表しています。)
<銀歯にはこんなリスクが!>
歯科の治療では銀歯をはじめ、金属を使うことが多々ありますが、歯科の保険治療 で使用されている金属は、金属アレルギーを起こすことがあるという点で大きな問題になってきています。保険治療では、ある程度の大きさの虫歯の治療となると、ほとんどの場合、銀歯を選択せざるを得なくなります。しかしこの銀歯は、様々な影響でイオン化して溶け出し、歯茎が黒ずんだり、体内に取込まれて掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)やアトピー性皮膚炎、蕁麻疹、その他難治性の皮膚炎などの様々なアレルギー症状を起こしたりすることが最近分かってきました。口の中に症状が出ないことも多いため、歯科治療で使った金属が原因で、知らず知らずのうちに金属アレルギーになっていることもあり、原因を取り除くことが必要です。お気軽にご相談ください。
歯周病治療
まず歯周病とは、歯を支える骨を溶かす病気です。歯周病の原因は、歯と歯茎の境目にたまったプラーク(歯垢)の中の細菌です。基本的な治療の流れは、検査→歯垢・歯石除去などの治療→検査→治療を繰り返します。歯周病は自覚症状があらわれにくいためサイレントキラー(沈黙の病)とも呼ばれています。
「歯医者行ったから大丈夫」「痛みがないから大丈夫」は勘違い!
歯周病は再発しやすい病気です。定期的に歯科医院でのプロフェッショナルケアを受けましょう。